素材や場所に適した塗料を選ぶようにする
DIYの初心者は塗料であれば何を使ってもいいと思っているかもしれません。しかし、人に適材適所があるように塗料にも適材適所があります。素材や場所に適した塗料を選んでいなければ、どれだけ丁寧に塗装を行っていても錆びつきや塗装剥がれが起きてしまいます。例えば木材に塗装を行いたいときに、レンガ用の塗料を使っていても良い効果は得られません。このような場合には木材用の塗料を探すようにしましょう。塗料のカタログや缶には用途や機能表示が記載されています。その記載に沿ったものを選んでいれば、間違った塗料選びを行わずに済むでしょう。
綺麗な塗装には晴れの日が良い
塗装が上手くいかないと悩んでいる人の中には天気を気にしていない人もいるのではないでしょうか。初心者がDIYで塗装を行うときには天気を気にしていないかもしれませんが、実は綺麗な塗装には天気の影響があります。雨の日や湿度の高い日は塗料が乾きにくいという問題が出てきます。他にも塗膜の表面が白く濁る可能性もあるでしょう。このように天気の悪い日は塗装に悪影響が出やすいので、できるだけ天気の良い日を選んで塗装を実行するのが好ましいと言えます。気温が低いときも塗料が乾きにくいことが多いので、気温の高い日を選ぶと良いでしょう。できれば夏場に行うのが良いですが、冬場に作業を行う場合は日中の気温が高い時間を選択するのが効果的です。
換気も重要なポイント
塗料は湿度の関係で乾きにくくなる性質があるので、室内で塗装を行う場合は換気を良くしておくのが大切です。換気の良い空間を作っておくことで塗料の悪臭が充満することも防げます。
塗装前処理は、ワイヤーブラシやサンドブラストなど専用の道具や機械を用いる方法や、リン酸塩皮膜などで対象物を覆う方法があります。